検索結果で自社のWebサイトをより多く露出させて上位に表示させるための施策をSEO対策と言います。
検索ユーザーの悩みを解決できるような有益なコンテンツの制作やサイト構造や技術的な設定を最適化して検索エンジンからの評価を高めることが目的です。
しかし、専門的な知識や労力が必要になるため、自社のみでは対応できないケースも多いです。
そんな時に役立つのがSEO対策会社です。
自社の代わりに対策を施し、上位表示を狙ってくれます。
そこで今回は、自社にとって最適なSEO対策会社を選ぶためにも、対策会社の4つのタイプや失敗しないための選び方のポイントなどを解説していきます。
SEO対策を専門業者に任せたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

SEO対策会社のタイプを把握しよう

SEO対策会社といっても、様々なタイプがあります。
自社にとって最適な会社を選ぶためにも、どういった対策をしてくれる会社があるのか事前に把握しておきましょう。

コンサルティング型

戦略立案や分析、サイト改善の指示などを中心に提供するのがコンサルティング型のSEO対策会社です。
社内にコンテンツ作成や回収のリソースがある企業に向いている会社で、検索エンジンの用意表示を通じて売上や問い合わせの増加を支援してくれます。
主な業務内容は以下の通りです。

  • キーワードの選定
  • 競合サイトの分析
  • サイト構造や内部リンクの設計
  • コンテンツの構成案作成
  • 効果測定
  • 改善アドバイス

幅広い支援を行ってくれますが、記事の執筆やHTML改修などの社内での作業が必須となるため、実行部隊のリソースが不足している場合は成果が出にくいです。
リソースがない場合には、実行までも支援してくれる対策会社を選ぶ必要があります。
ただし、専門的なノウハウを社内に蓄積でき、自社のペースに合わせて施策を進められる点が魅力です。

コンテンツ制作特化型

SEO対策に強い記事やコラムといったコンテンツの制作を代行してくれるタイプが、コンテンツ制作特化型のSEO対策会社です。
高品質なコンテンツを継続的に発信して、検索エンジンとユーザー双方から評価されるサイト構築を目指します。
キーワードの選定から構成案の作成、ライティングまで一貫して作業を依頼することができ、自社で記事を作成する時間やノウハウがない場合でも高品質なメディアの立ち上げが可能です。

テクニカルSEO型

サイトのクローラビリティ向上や表示速度改善、システム改修など、技術的な修正に強みを持つのがテクニカルSEO型の対策会社です。
「コンテンツは良いのに順位がなかなか上がらない」といった悩みを持つ企業におすすめで、技術的・プログラム的な課題解決を目指します。
大規模なECサイトやポータルサイトを運営している企業に向いていると言えます。

伴走・インハウス支援型

自社内でSEO対策ができるように、ノウハウの提供や社内体制の構築の支援を行ってくれるのが併走・インハウス支援型の対策会社です。
戦略立案やデータ分析、コンテンツ作成などの各プロセスをプロが直接指導し、インハウス化の基盤構築をサポートしてくれます。
外部に丸投げして対策を進めるわけではないため、SEOに関する知識や成功パターンが自社内に残り続ける点がメリットです。
軌道に乗れば、外部に高額な費用を支払わなくても対策を続けられるため、長期的に見るとコスト削減を目指せる点も強みです。

SEO対策会社選びを失敗しないための比較ポイント

SEO対策会社選びではコストに注目する方も多いはずです。
しかし、コストだけで選ぶのは危険です。
成果に直結させるためにも、以下のポイントを比較して自社に合う対策会社選びをしてみてください。

同業種や同規模での具体的な実績があるか

SEOでの成功パターンは、業界によって異なります。
ECや不動産、医療など、各業界において狙うキーワードや必要なコンテンツ、技術要件なども異なるため、単に「実績が豊富」というだけでは失敗を招く恐れがあります。
確認すべき点としては同業種や同規模での具体的な実績です。
「○ヶ月でアクセス○杯」といった抽象的な数値だけではなく、流入数やCV数の変化といった具体的な成果を提示してもらってください。
また、Googleのコアアップデートを乗り越えた実績があるかも重要な指標となります。

具体的な提案や説明があるか

「検索順位をアップさせます」「SEOを最適化します」といった施策内容のみの提示では、具体的に何をしてくれるのか不明なままです。
優良な会社であれば、具体的な施策や提案を契約する前に説明してくれます。
「○○といった課題があるため、△△といった施策を実施していきます」といったように、具体的なプランの提示がある企業であれば信頼できます。
反対に「詳しくは契約後にお伝えします」「私たちにお任せいただければ問題ありません」などと言わないような会社は施策の中身が薄い可能性があるため注意してください。

契約期間の適切性

SEOは効果が出るまでに一定の期間がかかります。
最低でも4ヶ月~半年はかかるため、6ヶ月~1年ほどの定期契約が一般的です。
そのため、短期間の契約期間を提示してくる場合は、SEOの効果を十分に時間できない可能性があります。
また、契約更新や解約について把握することも重要です。
契約期間が終了した後、自動的に更新されるのか、条件に当てはまっている場合のみ更新となるのか、前もって質問しましょう。
解約についてはどういった手続きが必要になるのかチェックしてみてください。
中には「残りの期間分の全額を請求」という条件を設けている会社も存在するため、その場合は成果が出なくても数百万円支払わなければいけない可能性もあります。

担当者の知見と相性

自社にとって適格なサポートをしてくれる会社でも担当するコンサルタントのスキルが低いと成果が出ない可能性があります。

  • 担当者自身の経験年数
  • 担当者の実績
  • ビジネス用語の理解度
  • 自社に合った提案をしてくれるか

上記を初回の打ち合わせで確認し、スキルを要しているかチェックしてみてください。
また、相性も非常に重要です。
いくら高いスキルを持った担当者でも、「質問がしにくい」「威圧的な態度で話しかけにくい」といった対応であればコミュニケーションが取りにくいです。
親身になって相談にのってくれる姿勢や初心者にもわかりやすい言葉を使って丁寧に説明してくれるなど、信頼できる部分が多いかチェックすることも大切です。

報告体制が整っているか

SEOは「やったこと」に対する「結果」が見えにくいサービスです。
そのため、月次レポートや報告体制の有無は重要な判断材料となります。

  • 対策キーワードの順位推移
  • オーガニック流入数の変化
  • 実行した施策の一覧や意図
  • 次月の施策計画

など、詳しい内容のレポートがあり、加えて最低でも月に1回のオンラインや対面でのミーティングが開催され、進捗を報告してくれる会社が理想的です。
「簡易的なレポートを送るのみ」「質問に対するレスポンスが遅い」といった会社は、報告も少なく放置されるリスクが高いので注意しましょう。

 

対策会社選びを失敗してしまうと、SEO対策で思うような成果を得られなくなってしまいます。
「100%上位表示させます」「必ず1位にします」と断言する会社は誠実さに欠けるので注意が必要です。
Googleのアルゴリズムは非公開であり、確約は不可能です。
ブラックハット手法を使う危険性もあるため、避けるようにしましょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、自社に合う対策会社選びを進めてみてください。