Webサイトの検索エンジンで自社サイトを上位に表示させたくても、「検索順位がなかなか上がらない」と悩んでいる企業の方も多いでしょう。
SEO対策を実施しているにも関わらず、検索順位に反映されない場合は、間違ったSEO対策を行っている可能性があります。
当記事では、検索エンジンの順位が決まる基準や、間違ったSEO対策について詳しく解説します。
SEO対策を実施しても十分な効果が得られない方や、正しいSEO対策が知りたい方などは、ぜひ参考にしてみてください。

検索順位はどのように決まる?

検索エンジンのSEOの評価は、複雑なアルゴリズムに基づいて決定されます。
ここでは、検索順位がどのように決まるのか、仕組みや基準をわかりやすく解説します。

検索順位が決まる仕組み

検索エンジンで上位に表示されるサイトは、以下の3つのステップで決まっていきます。

  • クローラーによるWebサイト認識
  • インデックス化・データベース登録
  • 検索アルゴリズムによる評価

まずプログラムがWebサイトを自動で巡回するクローラーが認識した情報を収集し、その情報をインデックス化します。
細かくインデックス化して検索エンジンのデータベースに登録されると、検索エンジンで表示される仕組みです。
データベースに登録された情報は、検索アルゴリズムによって評価され、その評価が高ければ高いほど検索上位に表示されるようになります。
しかし、収集した情報がインデックスに保存されなかった場合、検索順位が反映されません。
検索アルゴリズムの評価が低い場合も自社サイトの上位化は難しくなります。

検索アルゴリズムで高く評価されるポイント

検索アルゴリズムで自社サイトが高く評価されるためには、以下のポイントが大きな基準となります。

  • コンテンツの質の高さ
  • サイトの信頼性

特に重要なのはコンテンツの質の高さです。
検索エンジンでは、検索キーワードからユーザーが求めている情報に適したコンテンツを上位表示させようとします。
そのため、ユーザーの疑問や不安の答えや解決策が得られるコンテンツでなければなりません。
ユーザーの検索意図を理解し、それに沿ったコンテンツになっていないと、検索エンジンで上位に表示させることは難しいでしょう。
また、サイトの信頼性も同じく重要な要素です。
Webサイト運営者の透明性や情報の正確性はもちろん、リンクの質や数、他サイトからのバックリンク、検索数の高さなどが挙げられます。
検索エンジンは年々精度が高まっており、評価基準はより細かく、より複雑になっていく可能性もあるため、最新の情報もチェックしましょう。

やってはいけないSEO対策とは

SEO対策では、やってはいけない施策もあります。
ここでは、SEO対策としてやってはいけない施策を7つご紹介します。

コピーコンテンツの量産

検索エンジンでは、コンテンツのオリジナリティが評価されるため上位サイトからコピペしただけのコンテンツや、無断での複製、他コンテンツと類似点が多いコンテンツは評価が下がる可能性が高いです。
コピーコンテンツが量産されていると、Googleポリシー違反や著作権法違反に問われるリスクもあります。

自動ツールを活用したコンテンツ

近年は、自動AIを活用してコンテンツを作成するケースも増えてきていますが、それでは他サイトのコピーコンテンツになってしまう可能性もあります。
自社で作成したコンテンツであっても、Google側からコピー判定されペナルティを課されるケースもあるため、内容や文体が類似しないよう書き換えたり工夫したりする必要があります。

キーワードを乱用する

サイトのSEO順位を上げるため、検索キーワードを無理に詰め込もうとして不自然な文章になってしまうと、コンテンツの質が低いと評価される可能性が高いです。
不自然なほどにキーワードを盛り込むのではなく、その対策キーワードに関する情報を深堀していく形でコンテンツを作成することが大切です。

リンクスパムを貼る

不正な手段での被リンクの売買や、質の悪い中古ドメインの使用、過剰な相互リンクなどは、リンクスパムとみなされペナルティが課されるリスクがあります。
質の悪い被リンクが多い場合や、被リンクを対価とした不正な売買などは、検索順位が著しく低下し、順位が上がりにくくなります。

隠しリンク・隠し文字

他コンテンツのリンクを文字サイズの0で掲載したり、背景色と同じ文字の色にして検索ワードをページ内に多数掲載したりすることを隠しリンクや隠し文字と呼びます。
こうした行為は、多ければ多いほどペナルティの対象になる可能性が高いです。
目立たない文字や記号、色でリンクを隠し、ユーザーに見えないリンクやテキストを設置している場合は、Googleポリシーに違反する行為です。

不正なリダイレクト

Webサイトにアクセスしたユーザーを誘導し、表示されていたURLと異なるURLのサイトに移動させる行為を、不正リダイレクトと言います。
既存サイトの新たなアドレスに移転する場合や、複数のページの統合、ログイン後の内部ページリダイレクトは問題ありません。
しかし、不正リダイレクトと評価された場合は、Googleポリシー違反となりペナルティが課されます。

タイトルの重複

サイト内でコンテンツのタイトルが重複している場合、検索エンジンが正常に判断しにくくなるため、検索順位に正しく表示されなくなる可能性があります。
特にSEO対策として対策キーワードを盛り込み過ぎていたり、競合キーワードが多数含まれていたりする場合には注意が必要です。

正しいSEO対策とは?

間違ったSEO対策を避けるためには、検索エンジンが重視する評価基準に合わせたコンテンツ制作が重要となります。
特に以下の3点が優先度の高い施策です。

コンテンツ施策

コンテンツ施策は、SEOの検索順位を大きく左右する施策であり、最も優先すべき施策でもあります。
コンテンツを制作するうえで大切なのは、ユーザーの検索意図に合った情報を発信することです。
対策キーワードで検索したときのユーザーの検索意図を分析し、独自データや体験談・図解画像・数値データ・動画などを上手く活用しながらオリジナリティのある質の高いコンテンツを制作する必要があります。

内部施策

内部施策とは、コンテンツを掲載するWebサイトそのものの質やユーザビリティを高める施策です。
例えば、タイトルタグの設定や画像サイトマップの設定、内部リンクの最適化などが挙げられます。
内部施策を行うことで、検索エンジンのクローラーがWebサイトの構造・内容などを正しく理解し、インデックスに保存してくれる可能性が高くなります。

外部施策

外部施策は、他のWebサイトの被リンクで自社サイトの信頼性を証明する施策を言います。
ユーザーにとって価値の高いコンテンツを制作すれば、良質で自然な被リンクを集めることが可能です。
有益なサイトからリンクされるほど、自社サイトの評価は高まり、検索上位を目指すことができます。

SEO対策は、自社サイトの検索順位を改善するための施策を言います。
検索エンジンの精度は年々向上しており、AIの普及も加わったことでSEO対策の成果が出にくい状況に陥っている方も少なくありません。
しかし、上位に表示させたいからといって、Googleポリシーに違反する行為や法に違反するような不正な行為でSEO対策を進めないよう十分に注意してください。
ユーザーの悩みを解決するにはどうすれば良いのかを基準に、改善や検証を繰り返しながら正しく進めていくようにしましょう。